Xで話題の「あてうま白書」。当て馬という言葉は聞きますが、実際のあてうまってどんなことをしてるのってことがわかりやすく書かれています。そして競走馬の絵が上手く、物語の主人公?馬?に悲哀と自負があり面白いと評判でした。そんな声をまとめてみました。
「あてうま白書」
かなりの数のいいねがついています。話が簡潔にまとめられており、あっというまに読み終えてしまいました。
そもそも当て馬って何
種牡馬の当て馬とは、牝馬(メス)の馬が子供を産む準備ができているかを調べるために使われる、オスの馬のことです。
なぜ当て馬が必要なの?
発情期の確認: 牝馬は、年に数回しか子供を産む準備が整う時期(発情期)があります。この発情期に、オスの馬を近づけると、牝馬は特定の行動をします。
種付けのタイミング: この行動を見て、獣医さんや牧場の人は「今が種付けのタイミングだ!」と判断します。
種牡馬の負担軽減: 人気のある種牡馬は、たくさんの牝馬と交配しなければなりません。当て馬を使うことで、種牡馬の負担を減らすことができます。
当て馬の具体例
牝馬に近づく: 牝馬に近づいて、発情期かどうかを調べます。
エプロン装着: 実際に交配しないように、お尻にエプロンのようなものをつけます。
人気の種牡馬はどのくらい種付けするの
サンデーサイレンス
競走馬のディープインパクトの父親で現在の日本競走馬の歴史を変えた馬です。1991年~2002年まで種牡馬として活躍し、数々の名馬を誕生させてました。そんなサンデーサイレンスは一体どのくらい年間で種付けを行っていたんでしょうか。
2001年に自身最多となる224頭の繁殖牝馬と交配された。
種付けの期間はおおよそ2月~7月の約半年程度その間に行われた数になります。
厩務員の話によりとサンデーサイレンスは性欲が強く、前述の通り2001年に224頭の繁殖牝馬と交配したにもかかわらず種付けを嫌がる様子を見せなかった。
その様子を見て「種付けマシーン」のようだと語ったそうです。
サンデーサイレンスが種牡馬になる前は100頭前後が限界だったそうです。
ディープインパクト
近年の競走馬で一番有名の競走馬ですね。しかも種牡馬としてもとても優秀でした。2007年~2019年まで種牡馬として活躍しました。
2013年に自己最多となる262頭と繁殖牝馬と交配された。
JRAで一番ランクの高いG1のレースで複数頭がディープインパクトの子供なんてこともザラにありました。
こういった人気種牡馬がいるので「あてうま白書」のような馬が必要なのですね。
「あてうま白書」を読んだ世間の声
漫画の絵の表現も素晴らしかったです。少しだけレースシーンが描かれているのですが、そのシーンがまたかっこいいのです。
現実の競走馬の世界にも「あてうま白書」のような馬がいるのかもしれませんね。
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