近年、フリマアプリ「メルカリ」でブランド品を売買する人が増えています。しかし、その一方で、偽物や詐欺などのトラブルも後を絶ちません。この記事では、メルカリでの高額ブランド品購入における代表的な失敗例と、安全に取引するための対策を徹底解説します。
今回はXで話題となった「8万のデニムを買ったら果汁グミが届いた件」をまとめてみました。
話題のポスト
メルカリで8万のデニムを買ったら果汁グミが届いた件😭 pic.twitter.com/a3khqx9Zmq
— soshi (@0vyrx) April 13, 2025
なぜこんなことになったのでしょうか
ALT pic.twitter.com/uDYJ5vjs9N
— soshi (@0vyrx) April 13, 2025
写真を確認すると合成や無断転載の可能性を感じたためキャンセルをお願いしたが、その後音信不通に
そして果汁グミが届くこととなったそうです。
事後の行動は?
事務局に問い合わせてみたものの pic.twitter.com/KXj9re2lH4
— soshi (@0vyrx) April 13, 2025
とりあえず出品者にメルカリ運営が連絡するから待つようにということだけでした。
最終的には返金対応
出品者からキャンセル申請が届き、無事返金されました!
— soshi (@0vyrx) April 14, 2025
拡散してくださったみなさんのおかげです!ありがとうございます🥹
ただキャンセルされたことによって、相手に悪い評価は付きませんでした…
被害者を増やさないためにも通報にご協力いただけると幸いです🙇https://t.co/AL884RDHxa pic.twitter.com/pikdhNOhCP
ポストした方の素早い行動により、見事返金されることとなりました。
だがこの出品された方はただキャンセルをしただけなのでまだメルカリをしているので注意してねとのことでした
メルカリでは他にどんな失敗例があるのでしょうか。
実際にあった!メルカリ高額ブランド品購入の失敗例
メルカリの被害一例
- 偽物商品の購入
- ブランドバッグを購入したところ、品質表示の日本語が不自然(例:「ン」が「ソ」になっている)で、素材や仕様も本物と異なっていた。
- ブランドジュエリーの取引で、正規品を送ったにもかかわらず、購入者から「偽物だ」とクレームをつけられ、返品された商品が偽物にすり替えられていた。
- 「箱だけ」詐欺
- 商品写真には本体が写っていたのに、実際には空き箱だけが送られてきた。商品説明の最後に小さく「箱のみ」と記載されているケースも。
- 商品が届かない詐欺
- 発送通知だけ行い、実際には商品を発送しない。メルカリの自動取引完了システムを悪用したケース。
- すり替え詐欺
- 正規品を返品されたが、偽物とすり替えられていた。
- Paidy(後払い)を悪用した二重請求
- 出品者が商品を所有していないにもかかわらず出品し、購入されたら小売店からPaidyで購入して購入者に直送。その後、出品者がPaidyの請求を無視し、購入者に請求がいくようにする。
被害に遭わないために!購入者が取るべき対策
- 出品者の評価や実績を必ず確認する
- 評価が0または少ない出品者、悪い評価が多い出品者は避ける。
- 本人確認済みの出品者を選ぶ(本人確認マークの有無を確認)。
- 商品説明を隅々まで読む
- 説明文の誤字脱字や不自然な日本語に注意する。
- 「箱のみ」など、重要な情報が小さく記載されていないか確認する。
- 相場価格を把握する
- 相場よりも極端に安い商品は偽物の可能性大。「安すぎる」と感じたら要注意。
- 正規品の証明を求める
- シリアルナンバーや購入証明書、ギャランティカードの有無を確認する。
- 正規品を証明できる追加写真の提供を依頼する。
- 商品到着後、すぐに評価しない
- 商品をよく確認し、少しでも不審な点があればメルカリ事務局に連絡する。
- 「あんしん鑑定」サービスを利用する
- 対象ブランドの場合、購入時に鑑定サービスをオプション選択する。
- 匿名配送を利用する
- 個人情報保護のため、匿名配送を選ぶ。出品者が拒む場合は注意。
出品者が注意すべき点
- 商品の証拠を残す
- 出品前に商品の詳細な写真を多数撮影し、梱包・発送過程を動画で記録する。
- シリアルナンバーなど、証明になる部分も記録する。
- 返品対応は慎重に
- すり替え詐欺の可能性があるため、返品された商品が同一か確認する。
- トラブル発生時は早めにメルカリ事務局へ連絡する。
メルカリの対策と現状
- 「あんしん鑑定」サービス導入
- 一部ブランド品、トレカ、スニーカーなどが対象。
- 鑑定料は購入者負担。
- 事務局の対応には課題も
- 偽物トラブル時の出品者・購入者どちらの主張を優先するか不明確。
- 対応が遅いケースや、「警察に届けてください」と言われる場合も。
まとめ:賢く取引するために
メルカリでの高額ブランド品取引はリスクも伴います。安全な取引のため、出品者評価の確認、商品説明の詳細チェック、適正価格の見極め、「あんしん鑑定」サービスの利用を徹底しましょう。少しでも怪しいと感じたら購入を控え、正規店での購入も検討してください。万が一トラブルに遭った場合は、メルカリ事務局へ速やかに連絡することが重要です。
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