いきなりの落語家転身話で話題になったガーシーこと東谷義和さん。
落語家として東笑亭ガーシーさんと名乗るそうです。
大学の落語研究部のような名前の付け方ですが、至ってまじめなようです。
弟子入りをやんわり拒否されているような様子や、賛否はあるようですが、
実際落語家としてどんな演目をするのか気になったので考察してみました。
落語の演目3つを紹介
1つ目 芝浜
あらすじ
目利きのいい魚屋が酒におぼれて仕事しなくなるが、奥さんに言われてしぶしぶ市場にいこうとしたが、
浜辺で大金の入った財布を拾い、もう仕事をしないでいいと、その日は記憶があやふやになるまでお酒を飲む。
次の日の朝、奥さんに起こされると「財布なんて拾っていない。それは夢だ」と言われる。
夢だったなら仕方ないとこれを機にまじめに働くと、もともとは目利きのいい魚屋だったので成功を収める。
3年後の大晦日、女房は実は財布の件は夢ではなく、大家に相談してお上に届けたと涙ながらに告白する。
勝五郎は女房に感謝し、久しぶりに酒をすすめられるが、飲むのをためらう。
女房 「どうしたの?飲まないのかい?」
勝五郎 「やっぱりよそう。また夢になるといけない。」
まとめ
この話をいまの東谷さんに当てはめてみてはどうでしょうか
ギャンブルでお金を失い、YouTubeでゴシップを暴露して大金を稼ぐが捕まってしまう。
YouTubeで稼いでいたころは夢だと思うことにして、東谷さんが落語をまじめに取り組み、成功する。
周りから「また配信してみたら」東谷「やっぱりよそう。また夢になるといけない。」
この話は道を外してしまう旦那さんと献身的に支える奥さんの話ですが、
東谷さんの身の上にもつながるような気がします。
2つ目 紙入れ(財布)
あらすじ
新吉は貸本屋で働く青年で、おかみさんから旦那が留守だから今夜遊びに来てほしいという手紙を受け取ります。新吉はおかみさんの家を訪れ、お酒を飲んでいました。しかし、突然旦那が帰宅してしまい、新吉は慌てて逃げ出します。
逃げた後で新吉は紙入れ(財布)を忘れたことに気づきます。紙入れの中にはおかみさんからもらった手紙が入っていて、それを旦那に見られたら不倫がバレてしまいます。新吉は江戸を出ることも考えましたが、まずは様子を探るために翌朝旦那の家を訪れます。
旦那は特に変わった様子もなく、紙入れ(財布)にも気づいていない様子。安堵した新吉は、昨夜の出来事を「他の女性との出来事」として旦那に話してみますが、旦那は笑って聞いています。そこにおかみさんが現れ、旦那は新吉の浮気話をおかみさんに話してしまいます。
おかみさんは「浮気するような女はずる賢いから、紙入れ(財布)が落ちていれば旦那が気づく前に隠してしまう」と言います。新吉はおかみさんが紙入れ(財布)に気づいて隠してくれたことを理解します。
鈍感な旦那は続けて、「ま、もし紙入れ(財布)に気づいたって、女房を取られるようなバカだ。そこまでには気づかねえ」と言います。
まとめ
不倫の話ですが、当時ガーシー砲で話題になった大原櫻子さんと城田優さんと新田真剣祐さんで
作り直してみてはいかがでしょうか。
3つ目 与太郎話「道具屋」
まず与太郎の説明をさせていただきます。
与太郎(よたろう)とは落語に登場する架空の人物。
「熊さん八っつぁん」などと並ぶ、代表的な落語の登場人物です。
性格は呑気で楽天的だが、ぼんやり者で、何をやっても失敗ばかりする。
そういった性格から、与太郎の登場する噺は滑稽物が多い。
与太郎の登場する落語を与太郎噺と分類する場合もある。
そんな与太郎話の中で「道具屋」をおすすめしたい。
こちらはあらすじではなく、概要の説明をさせていただきます。
概要
与太郎は三十六にもなるが頭は少し鯉のぼりで、ろくに仕事もしないで年中ぶらぶらしている。
その様子を心配したおじさん、自分が副業に屑物を売る道具屋をやっているので、
商売のコツを言い聞かせ、商売道具一切を持たせて送り出す。
その屑物を売る際のお客さんと与太郎のやり取りの様子をネタにしています。
まとめ
これも東谷さん流にアレンジ出来るのではないでしょうか。
YouTubeで行った暴露と関係者とのやり取りをアレンジしたら、お話が作れそうじゃありませんか。
まとめ
波乱万丈人生を送る東谷義和さん話のネタ尽きそうにありません。
プロの落語家になるに弟子入りが必要ですが、弟子入りせずとも、努力をして
いつか本物の落語家として受け入れられる時が来るかもしれませんね。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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